【Fallout76】サブマシンガンの基礎性能・MOD性能詳細・おすすめ改造例

武器の基本性能とMODについて、実際の詳細な性能を内部データなどから調べたのでまとめます。またそれを踏まえたおすすめ改造例も紹介します。

サブマシンガンはボスモンスターがたまに落とすほか、各地にスポーン地点があります。カムデンパークのレイダーの根城のベンチに座っている死体のところに2丁出現するのでMODを解放したい方はデイリークエストのついでに回収していくとよいでしょう。

設計図は森林地帯以外のレスポンダーのベンダーが1300キャップほどで販売しています。

基礎性能

基礎性能とは全てのMODが外れた状態でのステータスで、MODでの上昇値はこの基礎性能を元に変化します。

比較のためサブマシンガンと同系統の武器も一緒に表にしました。

サブマシンガンの発射速度は3.3となっていますが、セミオートレシーバーが無いため確認が取れていません。

「ダメージ」はその武器の最高レベルのものを表記しています。

「発射速度」は一秒間当たりの発射弾数を表します。ほとんどの武器はゲーム中に確認できる「Fire Rate」の10分の1です。

「基本DPS」＝「ダメージ」 x 「発射速度」です。

「実効DPS」＝「ダメージ」の1.365乗 x 「発射速度」です。 敵のダメージ耐性を計算に入れたDPSで、武器ダメージが敵のダメージ耐性の6.5倍以下の時にのみ成り立ち、実際に与えるダメージの目安になります。

「消費AP」はVATS一発あたりの消費AP量です。

「射程外倍率」は射程外の対象に与えるダメージの最低倍率です。このゲームはある一定の距離を超えるとからダメージが減衰し始め、最大で射程外ダメージ倍率の値まで減衰するようです。

「照準時間」はスコープ（サイト）を構えきるまでの時間です。

サブマシンガンは装弾数が多い以外は全体的に性能の低さが目立つ武器になっています。

装弾数の多い武器は総じて弱い傾向にあります。恐らくバランス調整チームは装弾数を高く評価し過ぎていたのでしょう。最近ヘビーガンやエネルギーガンが強化されましたが、サブマシンガンは強化から取り残された武器になっています。

そんなサブマシンガンですが、ユニークな点もあります。

一つは特徴的なレシーバーです。「徹甲レシーバー」はアーマー貫通を持つ唯一のレシーバーで「スコーチキラーレシーバー」は他の武器と異なり発射速度が大幅に上昇します。

もう一つのユニークな点は、VATS時のクリティカルゲージの上昇量が大きいという隠し特性です。正確な効果量は分かりませんが、私のビルド（Luck11）ではゲージが溜まるまでの弾数が一発少なくなっています。

基本性能があまりにも貧弱なので、クリティカルゲージ貯め用武器として火力度外視で運用するのが一つのサブマシンガンの使い方になると思います。

例えばフレシェットハープーンのゲージ貯め用武器として使うのが良いでしょうか。ハープーンガンのVATS精度が劣悪なのでサブマシンガンのゲージ貯めが活きます。

総じて、今後もう少し強化されればユニークな武器として知る人ぞ知る武器になると思います。現在の性能で使うには相当の愛が必要でしょう。

MOD性能詳細

赤線が引いてあるものは解体では入手できず、設計図が必要です。プライムレシーバーはスコーチビーストとクイーンが設計図をドロップ、スコーチキラーレシーバーはファイヤーブリーザーのクエストで入手できます。

本体と一部のMODの製作にはPERK「Gunsmith」ランク3、プライムレシーバーはランク５が必要になります。

レシーバー

「精度」は画面中央に表示されるレティクルの小ささを表します。精度+10％ならレティクルが10%小さくなります。

「AP効率」はVATS時の消費APのカット率を表します。

「基礎DPS」は 「ダメージ」 x 「発射速度」 です。

「実効DPS」は「ダメージ」の1.365乗 / {(1 – 「アーマー貫通」) の0.365乗} x 「発射速度」です。敵のダメージ耐性を考慮に入れたDPSです。

プライムレシーバーに関しては調べられ次第追記します.

徹甲レシーバーは内部的にはアーマー貫通40%+20%となっており、 0.6 x 0.8 = 0.48 で合計52%貫通になっているはずです。

ほとんどの場合においてハードレシーバーよりも徹甲レシーバーの方がダメージが出ますが、ハードレシーバーの方がAP効率が良くなっています。

サブマシンガンのスコーチキラーレシーバーは不自然な性能となっており、他のレシーバーと比べて2倍近くの発射速度を持つものの、AP効率が逆に下がります。AGI 16のビルドでも1発で40AP近く消費するのでVATS運用はかなり難しくなります。

ちなみにスコーチキラーレシーバーのスコーチに対するダメージは、0.8 x 1.5 = 1.2倍 になるはずです。以前スコーチビーストには無効だと書いていましたが、実際には有効でした。

バレル

スタンダードバレルはパイプガンでいうスタブバレルであり、ショートバレルよりも射程が短くなっています。

射程は重要なステータスですがそのために重量2.8を使うかどうかは悩みどころです。

ストック

反動吸収ストックが頭一つ抜けて優秀です。重量も軽くなるので一択でしょう。

マガジン

装弾数は50もあれば十分すぎるのでAP効率の上がる中型クイックがおすすめです。

スコーチキラーレシーバーを付けてVATSを捨てるのなら大型ドラムが面白いでしょう。

スコープ

多くの武器のグロウサイトは見た目以外変化しませんが、サブマシンガンのグロウサイトは簡易版リフレックスサイトのような性能になっています。重量4分の1で2分の1の性能を得られるので好みで使い分けられるでしょう。

銃口

射程はVATSの命中率に影響するのでVATS主体なら銃口は改造しない方が良いでしょう。

ステルスで戦うならサプレッサーは非常に重要です。あるなしでは大きな差があります。

MODの設計図・MOD本体の出現地域

設計図

パッチ９以降、ベンダーがMOD設計図を正しく取り扱うようになりました。

積灰の山のベンダーは上のMOD設計図２つと本体の設計図を同時に販売しています。

MOD本体

おすすめ改造例

VATS型クリティカルサブマシンガン

クリティカルゲージが上昇しやすいことを活かすVATS型サブマシンガンです。

ダメージ度外視でクリティカルゲージを貯めるためだけに使うのなら徹甲レシーバーをハードレシーバーに替えてAP効率を上げましょう。

尖兵用スコーチキラーサブマシンガン

.45弾をばら撒きたい方におすすめのスコーチキラーサブマシンガンです。

VATSは捨て、敵に突っ込みながら撃ちまくりましょう。ヘビーガンクラスの発射速度とスコーチキラーレシーバー特有の青いマズルフラッシュがカッコいいです。